営業フォローの頻度は、相手の予定と合意から決めます。 次の会議などの節目、資料が必要な日、連絡してよい日を確かめ、具体的な日付にしましょう。CRMの通知日は、まず自社内で案件を確認する日です。
停止希望があるときや、同じ決定を繰り返し求めているときは、間隔を空ければ送ってよいとは限りません。連絡するか迷う場合は「営業フォローがしつこくなる境目」で先に判断します。
営業フォローの頻度を決める7項目

「3日後」「1週間後」と置く前に、次の欄を埋めます。確認できていない点は、推測で埋めず空欄にしておきます。
| 項目 | 記録すること |
|---|---|
| 1. 次の節目 | 比較完了、社内会議、予算確認など、相手が次に判断する予定 |
| 2. 関係する担当 | 誰が準備し、誰が確認するか。肩書きだけで決めない |
| 3. 必要な材料 | 相手が必要と示した比較表、仕様回答、見積など |
| 4. 材料の必要日 | 会議当日ではなく、相手が準備に使える締切 |
| 5. 次回連絡 | 合意した日・目的・経路 |
| 6. 変更時の対応 | 新しい予定と連絡日を、誰が確認し直すか |
| 7. 終了・再開条件 | どこで営業連絡を止め、何が変われば再開を検討するか |
「資料はいつまでに必要ですか。その後、不足を確認する日は要りますか」と尋ねると、資料を送る日と、次に確認する日を分けて決められます。
営業フォローの間隔は?次回連絡日の記入例

次は、18日の社内会議でセキュリティ質問への回答を使う、架空の予定です。一般的な推奨日数ではありません。
| 日付 | 予定と決めた理由 |
|---|---|
| 12日 | 営業側で回答を確認し、資料を送付する |
| 14日 | 相手が会議の準備に使うため、ここまでに資料が必要 |
| 18日 | 相手の社内会議 |
| 20日 | 不足する情報があるか、メールで確認すると合意 |
12日と20日の間に、一律の「3日後フォロー」を足す必要はありません。逆に、連絡間隔を空けるために資料を遅らせては、14日の必要日に間に合いません。20日に尋ねるのも、約束した不足の確認です。決定の催促へ変えないようにします。
顧客連絡日とは別に、社内確認日を置きます。 たとえば10日にCRMを開き、回答担当の進捗、資料の完成見込み、次回連絡の合意や停止希望を確認します。これは営業側の作業日であり、顧客へ送る日ではありません。
上司から「毎週追って」と言われた場合も、毎週の社内確認と顧客への連絡を分けて相談できます。連絡理由がない週は、CRMの更新で終えて構いません。
契約・安全などの正式通知は、定められた期限・窓口・社内規程を優先します。価格変更も通常の追客と分け、「値上げの伝え方」で変更内容と適用日を整理してください。
営業フォローの日程が未定・変更になったとき

次の予定を聞けていないとき
連絡してよい範囲と経路を確認できている場合に限り、一度、進め方を尋ねます。次の文面は差し替えて使う架空例です。
次にご判断される節目と、それまでに必要な資料はありますか。こちらからの次回連絡が必要でしたら、ご都合のよい時期と経路も教えてください。
返答がなければ、分かるのは「予定と次回日を確認できていない」という事実です。関心がない、忙しい、忘れているとは決めつけません。同じ確認を繰り返さず、社内で見直す日、営業フォローを閉じる条件、相手から新しい連絡が来た場合の再開条件を残します。
見積後の初回確認は「見積後に返信がないとき」、長く返答がない案件の締め方は「顧客と音信不通になったとき」で扱います。
会議の延期や担当変更を知らされたとき
新しい節目・必要な材料・必要日・次回連絡を確認し直します。以前の間隔を自動で続けず、変更の事実だけで関心の強弱や失注を決めないでください。停止希望があれば、通常の営業連絡を止めます。
会議候補日を出す文面は「商談の日程調整メール」、失注後に条件が変わった際の連絡は「失注顧客への再アプローチ」へ分けています。
今日の一件について、まず社内で確認する日と顧客へ連絡すると合意した日を、別の欄へ書いてみてください。未合意なら、送信予定を自動で入れず「未確認」と残せます。
ミナトのメモ|CRMの通知を見直す
編集室でミナトは、ある案件の送信履歴を数えていた。二週間で四通。間隔は少しずつ空けていたが、要約すればすべて「その後いかがでしょうか」だった。
ソウタ
日数じゃない。次の節目は、いつだ。
ミナト
書いてありませんでした。CRMの通知日を、顧客へ送る日にしていました。
よくある質問
営業フォローは、電話とメールのどちらがよいですか?
相手が指定した経路を優先します。資料共有はメール、短い確認は電話などと分けたい場合も、本人へ希望を尋ねます。返事を早く得たいという営業側の都合だけで経路を変えないでください。
お盆や年末の挨拶を、定期フォローにしてよいですか?
季節の到来だけでは、個別の営業連絡が必要とは決まりません。受信の合意や、相手が確認したい節目・材料があるかを見ます。一斉配信は配信同意と停止方法を確認し、個別フォローと別に管理します。
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マイ商談ノート
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